弊社ダンクセキは、地方創生の取り組みのひとつとして、毎年一度、長野美術専門学校の "写真表現" のカリキュラムの中で講義をさせて頂いております。

　講義の内容として、弊社の出版サービスの "パブリマ" 向けに作品を制作し、 その作品を "商品" として登録するところまでを体験してもらいました。

　去年同様、パブリマデータ作成ソフトの操作説明を、長野美術専門学校の卒業生が行いました。
今年も生徒皆様、積極的に授業を受けてくださいました。

　登録した商品は、パブリマの WEB サイトを通じ、全世界に向けて公開・販売されます。また毎年 展示会に出展しておりますが、今年は新校舎ということもあり、校内で展示会を行います。

【長野美術専門学校】

http://www.n-bisen.ac.jp/

　◆ 長野美術専門学校生徒による写真展
　◆ ２階ミニギャラリー　２０１８年　６月２１日（木）～６月２８日（木）

　展示会の風景を撮影させて頂きました。

デジタル技術が進歩し、SNSやブログなどで写真がより身近なものとなっている現代、「写真」は世界と繋がる事も出来る、欠かせないツールとなっています。 『写真表現』という授業を担当している者としては、学生たちに対しこの授業をカメラの技術修得だけに終わらせるのではなく、自分の撮影した写真を「世界へ発信する」という経験を与える事も、写真における「表現」のひとつではないか、と考えていました。こうしたことをダンクセキ様にご相談したところ、この『Publima』というサービスのご紹介を頂きました。 このサービスでは、自分で写真集を製作、アップロードし公開できます。観た人が気に入れば購入も出来る。さらに教材としては、撮り溜めた写真をレイアウトし、一冊の「写真集」として纏め上げるという感覚を養うことが出来ます。専用アプリでページごとに自由に写真を配置出来るので、製本のイメージもつかみやすく、作業する上では比較的簡単でスムーズな操作が可能です。自分だけのオリジナル写真集が公開されるという経験をとおし、学生たちの自信にもつながってほしいと願っています。

金井 真一［フォトグラファー／長野美術専門学校非常勤講師］

この度、長野美術専門学校様から「写真表現」の授業のお話を頂き、 生徒さんの表現力が豊かで想像力に溢れる作品づくりのお手伝いができましたこと、 大変嬉しく思います。
デジタル全盛の現代において、素敵な写真集や作品集をもっと身近に、もっと手軽なものにしたいという想いから、 2011年7月にオンデマンド自費出版サービス「パブリマ」を開始しました。
パブリマをきっかけに、より沢山の感動を世の中お届けできれば、この上なく幸いでございます。
長野美術専門学校の皆様、このような機会を頂きまして、本当にありがとうございました。

関 武士［代表取締役社長／ダンクセキ株式会社］

この度『パブリマ』は母校である長野美術専門学校の『写真表現』という授業に携わらせていただきました。
学生時代に、自分の作品が他者の作品と共に売り物として並ぶ、という経験はなかなか無いように感じます。
自身でテーマを設け写真を撮影し、レイアウトやデザインを決め、値段をつけ世界に発表する。 制作から出品まで手軽に行えるパブリマは学生たちにとって自身の作品を発表する身近な存在になれるのではないでしょうか。
ぜひこれからもパブリマを通し、素敵な作品を制作そして発表し続けていただきたいと思っております。

長張 園［グラフィックデザイナー／ダンクセキ株式会社／長野美術専門学校卒業］