hiroe様 インタビュー

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フォトグラファー:hiroe様

フォトグラファー:hiroe様

『娘と季節の物語』について

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    出版に挑戦してみた理由はありますか?

    Instagramで写真を発信していく中で、 たくさんの方に自分の写真を見て頂ける喜びを感じると同時に、作品が一瞬で消費されていく感覚がありました。
    これまでその情報の速さの恩恵も受けてきましたが、大切に撮ってきた写真だからこそじっくりゆっくりと見てもらえる場もあったらいいなぁと思ったことがきっかけです。

    作ってみての感想を教えてください。

    「実際に手にとって写真を見てもらえること」の喜びはとても大きかったです。
    スマホやSNSで気軽に写真が見られる時代だからこそ、それはとても価値のあることだと感じています。

    苦労した点はありますか?

    「色」です。
    印刷された時に自分の意図した色味となるように何度も微調整を繰り返しました。

    本を作る為のヒント

    ・テーマ
    ・手にとってくれた方に伝えたいこと
    ・写真集を出版する目的
    をそれぞれ明確にしておくとブレることなくスムーズに製作が進むと思います。

    これからパブリマに出版を考えている方にメッセージをおねがいします。

    大切に作ってきた作品をフォトブックと言う形にすることは素晴らしいことだと思います。
    ご自身にとっても大切な宝物になると思いますし、さらにそれを他の方に手にとってもらえる喜びはひとしおです。

写真について

写真を始めたきっかけはありますか?

ロケーションフォトを撮ってもらったことがきっかけです。
美しい風景の中に自然に馴染むように被写体として入れてもらえたことに感動しました。
記念写真とは違う作品としての写真に興味を持ち、お花や風景を試行錯誤しながら撮るようになりました。

撮影で大切にしていること!

被写体が家族なので、撮影している時間も思い出になるように楽しく過ごすことです。
娘が小さい頃は基本は「遊びながら撮る」でした。なので今日はどんな風に遊びながら写真を撮ろうかな、とロケーションに合わせていつも考えていました。

レタッチで大切にしていること

優しく柔らかい雰囲気が好きなので、明るくしてコントラストを下げることが多いですが
ただ明るいだけの写真にならないようにバランスを取って「引き締めること」を意識しています。
また、元の写真が非常に重要になるので画角内に写る全ての色と光の状態をみて自分の好きな雰囲気に仕上げられるかを撮る前に判断します。
仕上げることが難しそうな場合は違う条件の場所を探して撮ることもあります。

写真を撮ることの魅力

私の場合は被写体が子どもなので、 あっという間に成長して一瞬で過ぎ去ってしまう愛しい時間を記録に残せること、そして何度でもその瞬間に会えることです。
あとから写真を見返すことでその日のできごとを思い出したり、その日の空気感が甦ったり、写真は未来へ幸せを残せるひとつの方法なのかなと思います。

今後のやりたいことや目標を教えてください!

写真展です。一番の目標にしています。
見て下さる方に喜んでもらえるよう、SNSではできないような自分だけの表現で写真を展示したいと思っています。